静の呼吸と動の呼吸
朝晩の冷え込みに毛布を出したり秋冬物を引っ張り出したり、季節の移り変わりを感じている今日この頃です。
九州にもインフルエンザの流行の兆しが見られ、先週から沖縄、宮崎で流行りだしているようですよ(._.)
国立感染症研究所発表
2019年10月7日~2019年10月13日(2019年10月16日現在)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html
さて、健康という物を考える上で、私が目安にしているものをご紹介します。
健康な生活を営む上で、ある4つの要素のバランスを見ることで健康であるのか不健康であるのかを判断できます。
【息・食・動・想】
この4つの要素が組み合わせって健康、不健康のどちらかに傾くのですが、まずはそれぞれを簡単に説明しますね!
【息】
呼息、吸息。
【食】
食事バランス。
【動】
運動、身体的活動。
【想】
心、精神的活動。
これら4つの要素は他の誰にも代わることの出来ない上に、私たちの行動によってコントロールすることが出来るものでもあります。
またこれに加えて【環境】という要素も健康に深く関与します。
今日はこれらの中の【息】というものについてお話させて頂きたいと思います。
息とは、一般的に言う呼吸のことです。
疲れている時は激しく乱れ、浅く早い呼吸となっています。
走った時に息があがったり、肩を上下させて呼吸している状態の時もこの呼吸ですね!
この時、体は交感神経優位となっています。
交感神経優位となると体は興奮状態となり、血管は収縮し、心拍数は増加し、呼吸が浅くなります。
運動したり緊張したり、ストレスを感じている時もこの状態ですね。
それに対して、リラックスしてる時は穏やかで、深くゆっくりとした呼吸となっています。
寝てる時とか寛いでいる時がそうですね!
この時、体は副交感神経優位となっています。
副交感神経優位となると体はリラックスし、血管は拡張し、心拍数は減少し、呼吸が深くなります。
休憩したり自分の時間を過ごしていたり、リラックスしている時もこの状態ですね!
日頃ストレスに晒され、私たちの体は戦い抜く為に交感神経が過剰に働いています。
それにより自律神経のバランスが崩れ、交感神経優位となっています。
なので一日の終わりに副交感神経を高めて上げると、翌朝の目覚めが良いものとなってくれます( ´∀`)
副交感神経を高めて上げる方法はたくさんありますが、今回は何の準備も要らないお手軽な呼吸方法をお伝えします!
呼吸が浅くなっている時や、なんとなく興奮して眠れない時、ゆっくりと深い呼吸をしてみましょう\(^o^)/
鼻から吸って~、口から吐く~。
吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹をへこませる。
この時のコツは、吸う時間の二倍の時間をかけてゆっくり吐くことです。
お腹を絞り切るようなイメージで、キツくならない程度で精一杯吐きます!
するとお腹の中から温もり眠り易くなります。
ただし慣れないうちは1日5回を目安にしましょう!
深い呼吸では普段意識して使わない筋肉を働かせますので、かえって疲れてしまうこともあるのです笑
以上、【息】についてでした!
(尚、この投稿は以前に私が他ブログで投稿した物に加筆修正をしたものです)
https://keroogu.exblog.jp/28872098/